屋形船とは

屋形船(やかたぶね)とは、和船の一種で、主に船上で宴会や食事をして楽しむ、屋根と座敷が備えられた船のことで楼船(ろうせん)ともいいます。
屋形船は基本的に、15〜80名程度を収容できる座敷を備えており、最近の屋形船は屋根にデッキを設けて外に出られるようにした船もあります。屋形船を営む業者を「船宿」と呼び、おもに貸切の屋形船は宴会の目的で運航され、料理と酒が提供され、通常の宴会だけでなく、会議室として会議や研修に利用されたり、花火大会の観覧や結婚式等のイベントに利用されたりするなど、屋形船は利用形態も多彩です。少人数でも乗れる乗合の屋形船もあります。
屋形船は通常お酒飲み放題、屋形船の厨房で揚げた天ぷらと刺身がメインあと食事とデザート、冬は鍋料理が加わります。屋形船の各船宿によってこまかい違いが有り個性とサービスをきそいあっています。東京の屋形船では、おもに刺身、天ぷらを中心とした深川料理が振舞われることが多いようです。中には地域の特性を生かして、カキ(広島)、ワカサギ(山中湖)、もんじゃ焼き(東京月島)などを用意する変り種もあります。川に屋形船を浮かべ、そこにしつらえた宴席で遊ぶという形は、江戸時代前期から存在しており、その頃の屋形船は屋根舟と呼ばれ大名、旗本のような位の高い武士や豪商のためのものでした。料亭より格式が高い、と言われた屋形船は、この頃の話です。現在のような、水上に浮かぶ大型個室座敷という性格を強めて客の敷居を広げ、誰でも気軽に楽しめるようになった屋形船は、昭和末期のバブル景気の頃にその形を整えました。東京だけでなく日本全国で運航されています。
また、屋形船には四季にそれぞれの屋形船の楽しみ方があります。3〜4月には春の花見船、5〜8月には夏の花火船、納涼船、9〜11月には秋の月見船、11〜2月には冬の忘年会、新年会があります。
貸切の屋形船
屋形船の一般的な利用のしかたです。
屋形船の大きさで人数は変わりますが、2時間〜3時間の宴会を催し豪華な料理やお酒などを楽しむというのが、貸切の屋形船の基本的なスタイルです。
貸切の屋形船は大人数が集まる際の宴会に適しています。また、年中利用できるので様々な用途で利用することができます。
乗合の屋形船
1隻の屋形船に複数のグループなどが乗り合わせます。
乗合の屋形船でも、料理や雰囲気は通常の貸し切り屋形船と同じように味わえ、少人数でも気軽に利用できるという利点があります。
乗合の屋形船は毎日必ず出るとは限りませんので問い合わせをするのが基本になります。
